首の痛みと手のしびれ感(胸郭出口症候群)
仕事がデスクワークなので首がよく痛くなり、目の疲れや背中のハリもよく感じるのですが、1か月ほど前から左手のしびれ感を感じるようになってきてしまい、病院で薬をもらったがあまり変わらないため、ご紹介を受け来院される。
【初検と施術】病院でのレントゲンでの診断で頸椎は大丈夫とのこと。骨に原因がないとなるとしびれの原因として筋肉が疑われ、理学検査ではそこまで反応は出なかったが触診してみるとデスクワークの姿勢保持が長すぎることで左の斜角筋が過剰に締まっている状況であった。状況を説明し、鍼灸の方が症状に対して効果が高いため鍼灸マッサージで施術。
【予後と経過】最初は週1回で全身施術と患部の鍼灸で施術。1か月ほどでしびれと痛みはほぼ消失。その後2週に1回のペースで戻らない体に変えるようにしていき、現在も2、3週に1度の施術でメンテナンスを行い、その後疲れはたまるもののしびれの再発も起きずに安定している。
【施術メニュー】鍼灸整体
五十肩の痛み
1、2年前ぐらいからバレーボールをしていて右肩が痛いことがあり、痛みが取れてはまた痛むをだましだましやっていたが、半年ほど前から肩を上げると痛くなり、上がらなくなってしまった。痛み止めとシップでケアをしているがあまり変わらないため来院された。
【初検と施術】検査をすると、前に挙げていくのは100度まで、横に挙げていくのは90度まではあがる状態。バレーボールによる使い過ぎが引き金になり、周りの筋肉及び靱帯が拘縮状態。癒着をはがすイメージの説明と変化に合わせて使っていく説明をして鍼灸マッサージを施術する。
【予後と経過】最初は週1回のペースで4か月ほど通っていただき、日常生活で困らない程度の動きを取り戻し、痛みもだいぶ減る。その後は2週に一回のペースに変えて、さらに可動域を上げることを目的にして、バレーボールも少しずつできる範囲で始めてもらった。1年後にはほぼ痛みなくバレーボールもできるようになるまで回復した。その後左肩も動きが悪くなることもあったが、右ほどは酷くならずに今現在は両方とも痛みなく使うことができている。
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